土田晴信のブログ (Hal Tsuchida's Blog)

すみだストリートジャズフェスティバルで演奏 (8月19&20日) 

すみだジャズストリートフェスティバルにお越し下さいました皆様、どうもありがとうございました。また関係者の皆様、大変お世話になりました。感謝しております。小暮哲也さん、関根彰良君、二本松義史君と演奏の2日間でした。2日目はジャズ初心者講座ということで演奏しながらいろいろと説明していき、ジャズが実際どのように演奏されているのかお分かり頂けたかと思います。とても素晴らしい企画だと思います。そしてこれからもジャズを親しんで頂けたらと思います。

 

Tony Monacoと再会 

東京都内で演奏の後にコットンクラブに行き、私の良き友人であり師匠のトニーモナコに会ってきました。嬉しかったです。9年ほど前にオハイオ州コロンバスの彼の家にシカゴから長距離運転して会いに行き、いろいろと教えてもらったことなど昔話をしていました。今ではとても良い思い出です。まさかいずれ日本でも会えるようになるとは思いもしませんでした。

ハモンドオルガンとレスリーの修理 16 

ここ数日空いている時間を使って自宅のレスリースピーカー122のメンテをしました。今回は2つのモーター(スローとファーストのペアが上下2つ)を分解・掃除・オイル注し、ホーンのJesnsen V21の分解・掃除、ローターのベアリングとゴムの交換、ホーンのプリーとベアリングの交換、アンプのリレーの交換、そして全体の掃除を行いました。 

驚くことにゴキブリの死骸が5匹出てきました。Jensen V21のところから小さいのが3匹、ローターの中から大きいのが2匹、うちに引き取られる前からあったようです。このV21の掃除はコツがありますが割と簡単です。 

モーターはそこまで難しくはないのですが、大きな問題が。それは六角レンチの小さいのが一つインチで必要で、もうひと一つ別にラチェット(もしくはスパナ)も1/4というサイズが必要です。この二つがないと最低でも分解できないんです。たまたま六角レンチはコーナンのホームセンターにあったので助かりました。油汚れは呉のパーツクリーナーで除去し、そしてレスリーオイルを注して、スロー用のOリングも交換。ゆっくり時間をかけて丁寧に作業しました。 

ベアリングやゴムのパーツは事前にアメリカから取り寄せておいたので難なく取り付けられました。ただゴムの交換は意外に大変でした。たくさんいろいろな箇所にあります。 

ローターの掃除中には大きいゴキブリの死骸が2匹出てきました。いつのゴキブリでしょうか・・・。

最後に回転がスローにならなかったので、リレーを交換しました。以前にアンプのコンデンサーと抵抗は交換しましたが、ノイズの問題があり、ハモンドスズキを通してお世話になっていた修理技師の大野弘光さんに修理して頂きました。(話は長くなるので省略しますが、私のレベルでは問題箇所が分からなかったので、問題解決と真空管のソケットやその他を交換・改良して頂きました。)その後、たまたまリレーが悪くなったので今回は私でも交換できるので交換して、アンプはとても良い状態になりました。 

そしてすべての掃除をして終了。 

この122は74年製のものなのですが、とにかく修理・メンテできるところはこれで終了です。残念なことに、この時代のレスリーの一部はMDF木材が使われているので、ボロボロと木くずが出ます。そして箱鳴りも若干違います。61年の45のレスリーも持っているのですが、これはMDFは使われていないので、しっかりとした木で箱なりも素晴らしいです。そんな訳で後期のレスリーはあまり好きではありませんが、今回の修理とメンテで大変良くなったかなと思います。(ただし一部木の材質を変えることはできませんが、まあ良しとしましょう。) 

やっと58年のHammond B3と74年のLeslie 122のメンテが終了しました。これで思い当たるすべての箇所は修理したはずです。ほぼ10カ月ぐらい少しずついろいろなところを勉強してはメンテや修理をしてきましたが、とても勉強になりました。これで今後も良い状態で保てそうです。 

しかし、ここまでできると今度ハモンドC3やもっと初期型のレスリーが欲しくなります。それをまた修理して良い状態にして・・・と考えるのですが、置く場所がないので断念します。それか初期型(55年から57年)のB3が欲しいです。64年以降B3やC3などはウレタンフォームがレジスタンスワイヤーを酸化させて切ってしまうリスクがつきまとう(この修理はとても大変です)のと、後期型はキャビネットの質、鍵盤部分の一部の質、ドローバー一部の質、バスバーの質などが初期型や中期型に比べると違うので個人的には購入しません。ただし、初期型と中期型のコンデンサーはワックスコンデンサーなので劣化します。この話はいずれの機会にて話をしたいと思います。

 

 

 

 

横浜BarBarBarのライブ (8月9日) 

BarBarBarのライブにお越し下さいましたお客様や友人の方々に感謝しております。どうもありがとうございました。土田晴信(オルガン) 関根彰良(ギター) 小泉高之(ドラム) 沖野ゆみ(ボーカル)のメンバーで前回同様に楽しいライブとなりました。

 

西日本ツアー (7月30日~8月5日) 

7月30日から8月5日まで小濱安浩さん、守新治さん、坂本菜々さんと岐阜地球Ya・名古屋Lovely・福山Loft・呉あとてつ・広島Tao・北九州Καλή・博多いまとみとツアーで演奏して来ました。幸い天候にも恵まれて暑い夏を感じながらのツアーでした。

       

初日は岐阜の地球Yaでライブでした。岐阜は父の実家があり、子供の頃は毎年来ていたのでなんだか故郷に帰ってきたような気になります。

 

そして2日目は名古屋のLovelyで演奏があり、3日目は福山へ移動しました。福山は実はダブルヘッダーで、最初は山の上にある景色が素晴らしいホテルでの会社の新入社員の歓迎会での演奏でした。そして、その後に急いでLoftへ移動しライブでした。福山では横山功一さんと共演でした。

 

 

4日目は呉のあとてつで演奏。ここでのお好み焼きは最高でした。本当に美味しくてライブ前に1枚、ライブ後に1枚の合計2枚を食べてしまいました。

 

そして5日目は広島のTaoで演奏。6日目からはトリオで九州に入り、北九州のKaliで演奏。最終日は以前お世話になった福岡のいまとみでライブでした。この時にちょうどギターの萩原康介君も博多にいたのでスペシャルゲストとして一緒に演奏しました。そしてライブ後はいまとみさんの素晴らしい料理。打ち上げをして最後は屋台のラーメンでした。

 

今回のツアーも多くの新たな出会いや再会があり、いろいろな方々にお世話になりました。ありがとうございました。またお会いできるのを楽しみにしております。

そして、今回はこの守さんの車でほとんど移動で守さんがほぼ全路運転して下さいました。お疲れさまでした。

 

 

吉祥寺サムタイムのライブ (7月13日) 

サムタイムのライブにお越し下さいました友人の方々やお客様に感謝しております。今回はギターの関根君、ドラムの二本松君と同い年トリオでした。皆様のおかげでとても楽しいライブであっという間に終わりとなりました。どうもありがとうございました。

 

東北ツアー (仙台ジャズスクール・大鰐温泉介護センターあぜりあ・名取ビクトリーカフェ・仙台ジャズプロムナード) (7月5~9日) 

5日間ほど東北のツアーに行き、演奏してきました。

初日は仙台入りし、仙台ジャズスクールでライブでした。とてもアットホームな雰囲気での演奏でした。エレクトーンの先生や生徒さんの方々もお越し下さいました。そして質問がいろいろとあった様子だったので、遠慮しなくても良いですよということで、終わった後はちょっとしたジャズオルガン講座行いました。仙台と言えば、牛タン。そしてドラムの守さんが講座中に写真を撮ったのですが、おちょぼ口でした。

 

2日目は青森県の大鰐温泉介護センターあぜりあでのライブでした。実は僕にとって初の青森で演奏でした。大鰐の皆さんはとても温かく盛り上がりまくったライブでした。アンコールも何回もあり、大変嬉しかったです。本当に皆さんにはお世話になりました。ありがとうございました。

 

3日目は名取のビクトリーカフェでのライブでした。去年はサックスの安田さんとの出演でお世話になり、今回はバンマスのドラムの守さんとトランペットの伊勢さんと共にお世話になりました。名取の温かいお客様と共に楽しい時間となりました。


そして4日目、5日目は仙台ジャズプロムナードでの演奏でした。関係者の皆様方、ミュージシャンの皆様方、大変お世話になりました。またお越し下さいました多くのお客様に感謝です。ありがとうございました。あっという間の5日間でした。

 

 

 

 

友人と集まって音合わせ 

先日は友人ミュージシャン(ギターの小暮哲也さんとドラムの二本松義史君)と集まってちょっと音合わせしていました。それぞれ忙しいのでなかなか難しいですが、こうやって集まってその場で演奏するのも良いですね。この3人でもこれからいろいろなところで演奏します。せっかくなので少し動画を撮ってみました。これから楽しみです。

Hub浅草のライブ (6月23日) 

Hub浅草のライブにお越し下さいましたお客様や友人の方々に感謝しております。どうもありがとうございました。今回はカルテットの演奏であっという間のライブでした。本当に皆様のおかげです。

 

ブルースは奥が深い 

ブルース・・・。本当に奥が深く演奏するのは簡単ではないと思います。よくジャズミュージシャンやロックミュージシャンでブルースを演奏するのが簡単だと思っている人がいますが、それは形式的なブルースであって、ブルースフィーリングに溢れたいわゆる3つのコード(一番シンプルな形)のブルースではないと感じたりします。 

アメリカでは多くの音大でジャズ科がありますが、その多くの学生はジャズのルーツであるブルースを軽視し、演奏することが簡単だと思っている学生が自分の経験上多いと思います。それは12小節という形式的に考えると簡単かもしれませんが、真正のブルースを演奏するということと全く違うと思います。ジャズにはジャズの言語があるようにブルースにはブルースの言語や歌いまわしがあります。(ジャズにブルースの言語を含むことができるのは、ジャズの言語は幅が広くブルースがルーツでもあるため、ジャズの演奏中にブルースの言語が使えると思います。) 

僕はたまたまジャズを本格的にやる前にブルースやブギウギピアノ、ニューオリンズ系ピアノに没頭していたので、それが縁でシカゴに移住してブルースバンドで演奏し始めて、全米各地をツアーで回ったりしましたが、それと並行して大学でジャズを始めた時にコアなブルースを重んじない大学のジャズ教育(もしく一般のジャズ教育)にとても違和感を感じました。 

でもそれもよくわかります。形式的にブルースをとらえると簡単だと思ってしまう、何故ならジャズのスタンダードやその他は形式やコード進行、リズムの捉え方、アドリブの方法など複雑だからです。しかし、はたして本当にそうなんでしょうか。僕は、ジャズは複雑な難しさ、ブルースはシンプルな難しさがあると思います。奥が深いです。もっと具体的・理論的に言うと、コードのカラーの違いだったり、ブルースではブルーススケールやペンタトニックスケールで歌うことだと思うのです。(あとはあのブルースフィーリングを感じるには、アメリカの黒人街のクラブ、いわゆるチトリンサーキットで演奏したり、ソウルフードを食べたり、黒人の友達と演奏やいろいろな体験したりするのも大切かもしれません・・・。) 

そんな訳でジャズやその他のスタイルを演奏してもブルースフィーリングにこだわりたいなと僕は思っています。もちろん曲の雰囲気、共演するミュージシャンなどの状況にもよって使い分けたいと思うのでなんでもかんでもというわけにはいきませんので使い分けは重要だと思いますが・・・。 

ジャズ系のミュージシャンがよく演奏するGee Baby Ain't I Good To Youを昨日ブルースバンドで演奏したのですが、バンドのカラー、演奏の感じを考えるとジャズの言語よりもブルースの言語だなと思い、そういうアプローチをしました。最近になってようやく少しブルースが分かってきたのかなと思います。精進あるのみですね。ジャズやその他の音楽もそうですが、ブルースもとても奥が深いです。 

PS. 見た目と演奏のギャップがあると最近よく言われます・・・。(笑)

 

慶應大学日吉のコンサート (5月23日) 

慶應大学日吉で新入生歓迎会行事としてのコンサートでギターの井上智さんとドラムの高橋信之介さんと演奏しました。延べ250人近い学生や一般の方々に来て頂きまして嬉しく思います。大学で一般教養としてのジャズのクラス開講、そしてこのような素晴らしいイベントなどを通してジャズについて興味を持って頂ければ幸いです。世界的にジャズファンは減っており、また若い人はなかなかジャズという音楽に触れる機会もないので、授業やイベントを通して少しでもジャズに親しんでもらえればと思っております。 

2回のコンサートで最初のステージは図書館でランチタイムのコンサート、次のステージは図書館内にあるAVホールといういつも授業を行っている場所でのコンサートでした。そこでは音量も十分出せるのでいつものライブで使っているフルセットの機材でした。大変盛り上がったステージとなりました。 

井上さん、高橋さん、関係者の皆様、ありがとうございました。今回で第2回、そして今後もこのようなイベントが継続されますように願っております。

 

 

 

横浜BarBarBarのライブ (5月17日) 

BarBarBarのライブにお越し下さいましたお客様や友人の方々に感謝しております。どうもありがとうございました。お蔭様で楽しいライブとなりました。またこの同じメンバー::土田晴信(オルガン) 関根彰良(ギター) 小泉高之(ドラム) 沖野ゆみ(ボーカル)で8月9日にBarBarBarでライブが決定しました。どうぞよろしくお願い致します。

 

オルガンのKeyB Legend Liveも良い音です。

野毛ジャンクのライブ (4月27日) 

野毛ジャンクのライブにお越し下さいましたお客様や友人の方々に感謝しております。どうもありがとうございました。オリジナルやいろいろなものを演奏してあっという間に終わってしまったライブでした。 ギターは小暮哲也さん、ドラムは守新治さんとのトリオでした。

 

PS. ちょっとしたゴスペルの曲を演奏した様子の一部です。

ハモンドSK2をビンテージのB3の音に近くする 

少し時間があったので、ライブに使っているハモンドスズキのオルガンであるSK2をメンテナンスした58年製のビンテージハモンドB3にどれだけ似たサウンドになるか試行錯誤してみました。多くのユーザーがいじらない・手をつけないものであるカスタムトーンホイールというSK1/2の設定(どうやって調節したらよいかわからないと思う人が多く、かなり複雑でマニアックです。)があり、一つ一つハモンドオルガンのサウンドになるものを調節してみました。両方の音量を同じにして、B3の一つ一つの音をデシベルメーターで測り、それにマッチするようにSK2を調節していくという作業で、多くの時間がかかりました。また念のために2度ほど計測し直しました。(さらに時間を割くことになりました。)2度目はより正確になるように条件をさらに細かくしました。


これがその結果です。 58 Hammond B3 vs Hammond Suzuki SK2
少しの差はあり、やはりビンテージはいろいろな要素が複雑に成り立っているので、限界はあります。同じにはなりません。しかし、素の音はかなり近くなったでしょうか。早速今日のライブで使ってみましたが、かなり良い感じで満足な音でした。おそらくビンテージのレスリーに通したらほとんどの人がわからないでしょう。それを現行の小型レスリー2101mk2を使い、もうちょっとビンテージに近いサウンドにしたいと思います。 

とりあえずどちらがB3で、どちらかSK2だかわかりますか?わかったらかなりのハモンドオルガンマニアだと思います。

ハモンドオルガンとレスリーの修理 15 

ハモンドB3とC3には鍵盤の部分をカバーするように蓋(フォールボードという)が付いていますが、そこの蝶番が古いので錆びたり黒ずんだりします。黒ずみや錆があったのでピカールとスチールウールで磨きました。すると新品のように輝くようになり見た目も良くなりました。

 

ハモンドオルガンとレスリーの修理 14 

以前にレスリー122スピーカーのアンプのコンデンサーと抵抗を交換しましたが、その後しばらくしたら突然ノイズが時々発生するようになり困っていました。知り合いの技師の人達にも聞きましたが、結局答えがわからなかったので、もう一度アメリカの業者からコンデンサーと抵抗のキットを注文しなおして、全交換しました。ただし今回は前回と違い、元のワイヤーもハンダもすべて取り外して、新しい部品とハンダ付け直しました。そして音量ボリュームポッドも交換しました。原因はわかりませんが、おそらくこのボリュームポッドだったかもしれません。作業には7時間ぐらいかかりましたが、問題は直り、ノイズもなくとても静かになりました。もちろん音も素晴らしいです。やはり時間はかかっても丁寧に修理するもんですね。これでビンテージレスリーのアンプのオーバーホールの仕事も依頼がありましたら問題なくできそうです。あとはレスリーのモーターの整備だけで、近日中にできたらと思います。

 

ハモンドオルガンとレスリーの修理 13 

順調に動いていたのですが、スタートモーターの調子が悪くなり、ギアがシャフトに接続するのがスムーズではなくなったので、今回はスタートモーターをメンテナンスしました。

ハモンドオルガンを起動するときにはまずはスタートモーターを回転させて、高速回転で一定になったらランモーターに切り替えてランモーターが駆動して音が出るようになるという仕組みです。

このスタートモーターの起動が悪くなることがあり、大体の原因はシャフトやギア付近に付いているオイルが固まり、動きを悪くしたりすることが多いです。そこで、そのオイルを除去します。その除去にはKureのパーツクリーナーを使って除去しました。そうするとギアがスムーズに接続され起動がスムーズになりました。念のためにクリーニングした部分に少しだけ新しいハモンドオイルを注しました。また、スタートモーターを固定している2つの六角ピンも緩くなることがあるので、確認しましたら片方が緩んでいたので締めました。


 

ハモンドオルガンとレスリーの修理 12 

いよいよこれで修理の一段落つきました。今回はハモンドオルガンのプリアンプにヒューズを付けました。実はハモンドオルガンのプリアンプには高圧電流が流れていて、トランス(変圧器)が付いているのですが、実はヒューズが付いていないのです。(ヒューズとは電気回路を保護するもの。)なので、トランスやその他が故障するときにとんでもないことになったりします。(ビンテージハモンドオルガンを持っている人、要注意です。)あまりトランスやその他の部品が故障することはありませんが、なんせ50年ぐらいのビンテージもの(うちのは製造されて59年経っています)なので、何が起きるかわからないものです。整備せずにだましだまし使っているとものすごい個所を直すことになります。(でも、それでもある程度は動き続けますが・・・) 

ということで、ビンテージハモンドオルガン用のパーツを作っているTrek II社FPK-28とヒューズをプリアンプに装着しました。これでひとまず安心です。本当は、以前にコンデンサーと抵抗を交換した際にこれを装着すれば良かったのですが、その時はまだそこまで知識がなく知らなかったです。ということで、今日もかなりの配線のはんだ外しと付けるのを行い、時間がかかりました。 

そして、以前からエクスプレッションペダルを押し込んだ時に少しガクッとした感じとノイズがあったので、調べてみると、ペダルがついている木の一部分が切られていました。実はこれはもともとそうなっているのですが、どうもペダルを踏み込んだ時の感じとノイズが嫌だったので、木工用のパテで埋めてペイントしました。(写真はペイントする前。そのおかげでペダルを踏みこんでも安定していてノイズも発生しないです。 

という感じでメンテナンス終了です。オフだったので時間をかけました。もうこれで自宅のB3に手を加えることはないところまで修理しつくしました。今度はレスリースピーカーのモーターのメンテナンスをそのうちにしたいなと思いますが、どうでしょうか・・・ 

修理していて楽しいと感じるのは、自分のハモンドオルガンだからと、おそらくこういう仕事が自分に適しているんでしょうね。ハモンド(特にB3, C3, A100)やレスリーのメンテの仕事も承ります。(笑)でも本気です。