友人とオルガンミーティング

オルガニストの友人である山口敬文さんのお宅に行き彼の整備された72年製ハモンドB3とレスリー122の横に僕の自宅にある58年製のハモンドB3に限りなく近い音に設定したハモンドスズキのSK1(いつもはSK2ですが今日は軽い方を持参)を置き、ノードC2Dやハモンドスズキのレスリー2103やその他いろいろなアンプを組み合わせてどこまで音が遜色なく設定できるか二人で試してみました。 

僕の設定したハモンドスズキのSK1とレスリー2103とSPA-150RLやベースアンプの組み合わせなどでほぼ個体差の違いというぐらいまで音が近くなるまで設定できました。 

ビンテージハモンドは個体差によって音が違い、その要因は造られた年代と中身のコンデンサーや抵抗の質や種類によるものです。またレスリースピーカーのタイプによっても音が違います。またどれだけ整備されているかによっても音が違います。残念ながら整備されていない可哀想なビンテージハモンドはあまり良い音ではないことも多々あります。 

ということで音的にはメンテナンスされたビンテージと遜色ないぐらいまで調節することができたので、その組み合わせを今後ライブで使っていこうと思います。運ぶ点数が増えましたが、一人で運ぶこともできますし、自宅にある整備された大切なB3とレスリー122を運ぶより遥かに楽なので、楽しみです。 

マニアックなオルガンミーティングでした。